圧雪車がつくる最高のバーン スキー場の夜のゲレンデ整備
スキーやスノーボードを楽しむ人にとって、きれいに整えられた圧雪バーンは滑り心地を大きく左右する大切な存在です。
そのゲレンデをつくり上げているのが、圧雪車 PistenBully(ピステンブーリー)。
「ピステ=コース」を磨き上げる存在という意味を持つ名前です。

夜のゲレンデ。
キャビンの中で頼りになるのは、ハンドル越しに伝わる雪の感触だけ。
静まり返った山の中で人工雪をならしながら、ふと顔を上げると、麓には富士見の街の灯りが静かに広がっています。

ただ、ここだけの話。
夜の山でたった一人、作業を続けていると、真っ暗な山頂レストランの窓にふと目が向くことがあります。
その瞬間、「あれ…今、誰かいた?」と一瞬思ってしまうことも。
もちろん、そんなはずはありません。
……たぶん。静まり返った夜の山には、ときどきそんな“気のせい”が起きるものです。


それでもハンドルを握れば、表情はすぐに職人の顔に戻ります。
朝、最初の一本を滑り出すときの「気持ちいい!」という感覚のために。
今夜もまた、誰もいないゲレンデで、静かに雪を磨き上げています。








