夜の山に、機械の音だけが響く時間があります。
気温が下がり、雪づくりに最適な条件がそろうのは、たいてい深夜。
街が眠りにつく頃、富士見パノラマリゾートではもうひとつの仕事が始まります。


寒波が来たその瞬間がチャンス。
逃せば、ゲレンデの完成が遠のく。
だからこそ私たちは、夜通し、雪をつくり続けます。

暗闇の中で光を放つスノーマシン。
冷たい空気に舞い上がる細かな雪の結晶。
その向こうには、朝を待つ白いゲレンデと、まだ薄明かりの夜空。

この作業にスポットライトが当たることは多くありません。
でも、朝一番にゲレンデへ出たお客様が
「すごい！」「最高！」と滑り出すあの瞬間のために、
今日も現場の仲間たちは黙々と雪づくりに向き合い続けています。

見えないところでゲレンデを支えるプロの矜持。

12月20日、いよいよOPEN。
晴天率85％の絶景を、最高のコンディションで。
富士見パノラマリゾートの冬が、いよいよ始まります。