希少種イチヨウラン確認・ヤマザクラ見頃|山頂12℃の爽やかな散策日和 (長野・入笠山)
本日、山頂エリアで希少種のイチヨウランを一株確認しました。
イチヨウランは、ラン科の多年草で、名前の由来は葉が一枚だけつくことから「一葉蘭」と書きます。
山地の林床に自生しますが、生育環境が限られているため個体数が少なく、長野県では準絶滅危惧種(NT)に指定されている希少な植物です。緑の細い葉の間から、白と赤紫の模様が入った小さな花をそっと咲かせる姿は、歩いていれば見落としてしまうほど控えめです。それだけに、足を止めて気づいたとき、その小ささと精巧な美しさに思わず立ち尽くしてしまいます。山頂でこうした出会いがあるのも、ここを歩く楽しさのひとつです。

ミヤマエンレイソウも咲き始めました。大きなハート形の葉の上に、白い小花がそっと乗っているような姿。林床で一株、静かに花を開かせていました。まだ始まったばかりのその姿に、これから山がどんどん賑やかになっていく予感を感じました。

ヤマザクラも見頃を迎えています。ピンクの花と赤みを帯びた葉が重なり合う独特の色合いが、曇り空の中でも山の風景にしっかりと映えていました。

本日の山頂は12時で気温12度。風も穏やかで、歩いていてもちょうどよい気温でした。都市の喧騒とは別世界の、澄んだ空気の中で過ごす時間は、それだけで十分なリフレッシュになります。
首都圏から約2時間。ゴンドラに乗れば、そこにはイチヨウランが咲き、ヤマザクラが揺れ、澄んだ空気が迎えてくれる世界があります。遠出しなくても、これだけの満足感を得られる場所が、ここにあります。
土日は晴れ予報です。週末の散策に、ぜひお越しください。






