緑を抜けた先に、一気に広がる黄金色。入笠湿原の草紅葉が見頃です

入笠湿原の草紅葉が、今まさに見頃を迎えています。湿原の入り口でフェンスの扉を開けて中へ進むと、足元にはまだ青々としたクマザサが続いていて、一見するとまだ緑の季節が残っているようにも見えます。
ところが、その緑の中を少し歩いて抜けた瞬間、目の前の景色がまるで別の場所のように切り替わります。視界いっぱいに広がるのは、一面の黄金色。斜面から木道の先まで、湿原全体が秋の色に染まっていて、思わず足が止まります。
この緑から黄金色への切り替わりこそ、今の入笠湿原ならではの見どころです。湿原に足を踏み入れた方の多くが、この瞬間にしばらく言葉を失い、ただ景色を見つめています。写真で見るのとは違う、自分の目で出会うからこその驚きがそこにあります。
木道を進めば、ススキの穂が光を受けてきらめき、周囲のカラマツも黄金色に色づいて、湿原の景色をいっそう深めています。歩くほどに表情を変える草紅葉の中を、ぜひゆっくりと歩いてみてください。
この草紅葉が見られるのは、翌年もまた美しい山野草が咲くよう行われる環境整備の前の、限られた期間だけです。今だけの景色に、ぜひ会いに来てください。
入笠湿原へは、富士見パノラマリゾートのゴンドラで山頂駅まで約15分。そこから歩いて10分ほどで、この景色に出会うことができます。







