雨の日こそ出会える。山野草公園に咲く、ひとときの花たち
眺望は、晴れた日ならいつでも楽しめます。けれど花との出会いは、そうはいきません。今日のような雨の日の山野草公園にも、しっかりと花は咲いていました。

雫をまとったエゾリンドウは、いつもよりみずみずしく輝いて見えます。黄色い小花を無数につけたアキノキリンソウは、雨に濡れてもその存在感は変わりません。

少し目を落とせば、鮮やかなオレンジ色のフシグロセンノウが緑の中でひときわ目を引きます。

見上げれば、釣り鐘のように可憐に垂れ下がるツリガネニンジンの青紫。

傘代わりの葉の下では、黄色い花を控えめに垂らすキツリフネが雨粒を受け止めています。

そして「森の妖精」とも呼ばれるレンゲショウマ。淡い紫と白のグラデーションをまとった花が、うつむくように咲く姿は、出会えるだけで少し得をした気分にさせてくれます。

眺望は次に晴れた日にまた見ることができますが、花との出会いはその季節、その時期だけのもの。同じ花にまた会えるとしたら、来年の同じ頃かもしれません。だからこそ、雨の日の山野草公園歩きも、悪くないものです。

入笠山へは、富士見パノラマリゾートのゴンドラで山頂駅まで約15分。そこから山野草公園までは、気軽に歩いて行くことができます。







