長野県富士見町 東京から90分、富士山と八ヶ岳を望む高原のリゾート。

曇りの日は、涼しさのボーナスタイム

曇り空に霧が立ち込める入笠湿原は、いつもより一層涼しさを感じる一日でした。
木道の先には真っ白な霧がたなびき、その向こうへと続く道を、傘を持たない子どもたちの一団が元気に歩いていく姿が見られました。すずらん群落地の看板を横目に、緑一色の湿原を進んでいく様子は、この時期ならではの光景です。

木道から少し離れた草地では、紫のノアザミにアサギマダラが羽を休めていました。白と黒の翅を大きく広げ、透けるような羽の模様がとても美しく、しばらく見入ってしまいました。花から花へと落ち着いた足取りで移動しながら、蜜を吸う姿を近くで観察することができました。

「すずらん群落地」の看板が立つあたりも、今はすずらんの季節を終え、次の主役へとバトンタッチする準備が進んでいます。周囲に目を向けると、白いヨツバヒヨドリと紫のノアザミが入り混じって咲き、日を追うごとにその数を増やしているのが分かります。そして足元にはまだ小さな株ですが、これから鮮やかなピンクの花を咲かせるヤナギランも控えています。季節が進むごとに景色ががらりと変わっていくのが、この湿原の面白さです。


涼しい空気の中、次々と咲き広がる花々とアサギマダラとの出会いを求めて、ぜひこの時期の入笠湿原を歩いてみてください。入笠山へは、富士見パノラマリゾートのゴンドラで山頂駅まで約15分。そこから山頂までは、気軽に歩いて行くことができます。

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