長野県富士見町 東京から90分、富士山と八ヶ岳を望む高原のリゾート。

菖蒲と書いてショウブ。今日の主役はノハナショウブ。入笠湿原、緑の季節へ

「菖蒲」——この漢字、実はアヤメとノハナショウブ、どちらも指します。

同じ字で違う花が咲く。今日の入笠山の主役は、そのノハナショウブです。

湿原の木道沿いに、濃い紫の花が点々と咲いています。花びらをよく見ると違いがわかります。アヤメの花びらには紫の網目模様が入っているのに対し、ノハナショウブの付け根には黄色の斑紋があります。同じ場所に並んで咲いていても、近づいて見ると別の花。そんな発見も入笠湿原の楽しさのひとつです。

6月のすずらんの季節と比べると、湿原の表情はずいぶんと変わりました。あの頃は白い鈴の花が一面を覆うように咲いていましたが、今の湿原は深い緑が主役です。

木道の両脇に伸びる草が背を高くし、その中に紫の花々がのぞく景色は、夏の湿原らしい力強さがあります。遠くから眺めると一面の緑ですが、歩き進むたびに足元に違う花が現れる——それが今の入笠湿原の楽しさです。

「きょうの主役は、きょう咲く」。涼風の入笠花暦2026は8月16日まで続きます。富士見パノラマリゾートのゴンドラで約15分、平均気温22℃の花の山へ。


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